WindowsとAndroidで使える、1つの入力欄で計算するJavaScript計算機です。式を実行すると同じ欄に結果が表示され、そのまま次の計算へつなげられます。変数・条件分岐・ループ・ユーザー関数にも対応します。
配布用ZIPをダウンロードし、展開して利用してください。Windows版、署名済みAndroid版、Windows用VS Code拡張機能、利用案内とライセンスを同梱しています。
| 版 | 対応環境 | 配布ファイル |
|---|---|---|
| Windows | Windows 10/11、64ビット | LineCalc.exe |
| Android | Android 10以降、arm64/x86_64 | LineCalc-Android.apk |
| VS Code拡張 | Windows上のVS Code | linecalc-0.1.1.vsix |
LineCalc.exe を起動し、式を入力してEnterで実行します。結果はそのまま編集でき、↑/↓で入力履歴を呼び出せます。Ctrl+C/X/Vによるコピー・切り取り・貼り付けにも対応します。
横幅を変更できる1行のウィンドウです。起動時は最前面に表示し、非アクティブになると入力欄を隠してタイトルバーだけに縮みます。クリックやAlt+Tabで入力欄へ戻れます。setTopmost(false) で最前面表示を解除できます。
F1~F12でメモリの値を挿入し、Shift+F1~F12で数値結果を保存します。
フォント設定、定義ファイルの雛形作成・検証、起動オプションなどは Windows版の詳しい使い方 を参照してください。
APKを端末で開き、画面の案内に従ってインストールします。インストール元のアプリについて許可を求められた場合は、端末の設定で許可してください。
画面は「履歴・メモリ・関数・再読込などの機能ボタン」「入力行」「専用キーボード」で構成します。専用キーボードは数値・英字・JSの3面を切り替えられ、横画面では数値・JSキーを3行に配置します。
- 実行:入力式を計算します。
=キーは変数への代入用です。 - BS/⌫:選択範囲または直前の文字を削除します。
- ◀/▶:カーソルを移動します。削除とカーソル移動は長押しで連続操作できます。
- AC:入力行だけを消去します。変数・メモリ・履歴は保持します。
- 再読込:変数・関数・メモリ・ansを初期化し、初期JSを読み直します。履歴と入力行は保持します。
履歴・メモリ・関数は上部のボタンから利用できます。コピー・貼り付けは入力欄の長押しから操作します。日本語入力などが必要な場合は「⋮ → 標準キーボードに切替」を使用してください。
詳しくは Android版の使い方 を参照してください。
(15-2)*12
Math.sin(Math.PI/2)
0xff+0b1010
price=1200
price*1.1
ans/2
function triple(v){return v*3;}
triple(5)
a=0; for(var i=0;i<10;i++) a+=i; a;三角関数の角度はラジアンです。変数は有限の数値専用で、初期値のない var/let 宣言は0になります。宣言・関数定義だけの実行は空欄になります。a=1 は1を表示し、a=1; は空欄にします。
ans は直前の数値結果です。M1~M12 はメモリで、初期値は null です。M1=100 で保存し、M1=null で消去できます。
| 関数 | 用途 |
|---|---|
hex(value)/bin(value) |
安全な整数を16進数/2進数で表示 |
vars()/funcs()/mem() |
変数・ユーザー関数・メモリの一覧 |
clearHis()/clearMem() |
履歴/全メモリの消去 |
help() |
ヘルプの表示 |
resetJS() |
計算環境を初期化して定義ファイルを再読込 |
最前面表示・フォント関連の関数はWindows版専用です。
よく使う関数や定数をUTF-8の LineCalc.js に記述すると、起動時と resetJS() 実行時に読み込めます。複数行の関数定義も可能です。
| データ | Windows | Android |
|---|---|---|
| 初期読込JS | %LOCALAPPDATA%\LineCalc\LineCalc.js |
Documents/LineCalc/LineCalc.js |
| ウィンドウ位置・サイズ | %LOCALAPPDATA%\LineCalc\LineCalc.json |
対象外 |
Android版は初回起動時に初期JSの雛形を自動作成します。最初にフォルダーを選択する操作は不要です。外部エディターやPCで編集でき、読込先は「⋮ → 設定 → 読込フォルダーを変更」で変更できます。既存ファイルは上書きしません。
Windows版の雛形作成は Windows版の詳しい使い方 を参照してください。履歴・変数・関数・メモリは終了時に消去します。Android版は画面回転や一時的なバックグラウンド移行では状態を保持し、プロセス終了時に消去します。
- 計算エラー:ゼロ除算、NaN、無限大、不正な式はエラーになります。入力式は保持されます。実行時間の上限は2秒です。
- WindowsでDLLが見つからない:Microsoft公式の Visual C++再頒布可能パッケージ(x64) をインストールしてください。
- Androidで初期JSを読み込めない:再インストール、外部エディターによるファイルの置き換え、アクセス権の失効後などは、設定から該当フォルダーを選択し直してください。共有フォルダーのJSはアプリを削除しても残ります。
- AndroidのDebug版に上書きできない:配布用Release版とは署名が異なります。必要な初期JSを保存してからDebug版を削除し、Release版をインストールしてください。
Windows版は起動時の定義ファイルの読込・実行エラーを通知しません。定義ファイルの検証機能で確認してください。Android版では読込エラーを画面に表示し、基本計算は引き続き利用できます。
Windows版の定義ファイルの編集・補完・検証・実行には LineCalc for VS Code を利用できます。VSIXをインストールし、LineCalc::RegisterExecutable で LineCalc.exe を登録してください。
LineCalc本体は MIT License で公開します。Copyright (c) 2026 bryful。
同梱ライブラリのライセンスは THIRD_PARTY_NOTICES.md を参照してください。